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エジプトの世界遺産は我々建築に従事する者に何を語りかけるか。『たかが瓦、されど瓦、世界遺産に使用されている資材だよ。』瓦屋さん・雨漏り奮闘記

2010.11.04 (木)

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住まいの基本は屋根にあり。屋根は文化だ。芸術だ。
屋根材と外観の材料選びで『素敵』が違う。
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エジプトの世界遺産は我々建築に従事する者に何を語りかけるか。『たかが瓦、されど瓦、世界遺産に使用されている資材だよ。』瓦屋さん・雨漏り奮闘記

世界遺産はどこに行っても素晴らしいです。
ピラミッド・ルクソール神殿・アルシンベル神殿あるいはアンコールワット・マチュピチュ・ギリシャのパルテノン神殿・タジ・マハールほとんどが石作りです。

以前、大成建設で1000年住宅を依頼された時、プロジェクトを立ち上げ、世界遺産を見てまわったそうです。

その結果、1000年の耐用年数に耐えられる資材は、石・ガラス・瓦・タイル・太ければ木材の6種類しかなかったそうです。

それにプラスワンとして漆喰だそうです。
漆喰は1000年は通常では無理ですが、非常に使い勝手がよく、世界遺産の中で比較的使われている資材だそうです。

今回の王家の谷、王妃の谷の壁画も漆喰で何度も薄く塗って、鏡の面のように仕上げる鏡面仕上げをして、壁画を描いたものなのです。

ツタンカーメンの急ごしらえの墓といえど、壁画は素晴らしいものでした。

世界遺産で使用されている資材の中で屋根材は瓦のみです。
わが国では、最近瓦は重いという理由で肩身の狭い思いをしております。

瓦の復権を願って、今回11/12・13・14で開催されるコラボさいたまにて、屋根だけでなくガーデニングにも使用できることをアピールしようと企画しております。

昔、瓦屋、ちょっと前は屋根や、今ではリフォームや、何か瓦に対して申し訳ない気持ちです。

私の父熊太郎も黄泉の世界で「芳雄そんな事でどうする。」と怒られているような気分です。

私が平成7年3月始め神戸に行った時にも感じましたが、瓦は地震にも強いです。
瓦は、特に棟がわらだけの、棟の施工を変更すれば、落下せず地震に強い建材です。

こんなところで叫んでみたところで、声なき声に終わってしまいます。

メデアの皆さん、瓦の良さをアピールして下さい。

話は変わりますが、ツターンカーメンのマスクは素晴らしいでしょう。
世界の宝です。

ツタンカーメンの壁画と奈良の遷都1300年債で垣間見たキトラ古墳の白虎の壁画を掲載しても見ました。

こちらも同じく、洞穴の壁面に漆喰を鏡面仕上げにして、白虎、朱雀、玄亀を描いております。その内の一つの白虎です。
傷みグワイが違いますね。
土中の湿気、水分の関係でしょう。
仕方ありませんね。

でも、覚えていてほしいのです。
「たかが瓦、されど瓦」なのです

TEL0480-58-0301
ご連絡お待ちしております。

ファイル 676-1.jpg
ツタンカーメン王の黄金のマスク

ファイル 676-2.jpg
日本の土中にはには酸化鉄が多く、その鉄分が壁画に流れ出て、ヶ飢餓を劣化させています。

ファイル 676-3.jpg
ツタンカーメンの財宝の一つ
雌ライオンと思いますが。

                           
ファイル 676-4.jpg
ツタンカーメン王の立像の黄金像

ファイル 676-5.jpg
オリックスと思われる財宝です。

太陽光を推進しよう会の「新瓦博士」
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