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青函海峡・6時間の船旅

2020.07.01 (水)

 旅愁誘う青函海峡。凶暴な海峡の座礁船と洞爺丸。昭和29年(私が小学6年生)台風の目に入った洞爺丸は,錨を上げ、晴天の青空の元、函館港から出港した。同時にそれを見た他の貨物船も出港した。空は雲一つない快晴だが、波涛は怒り狂っていた。
 誰もが経験したことがない海難事故が起きたのです。青函海峡は潮流が速く、下北半島の仏ケ浦の素晴らしい景観と比べて、貨物船の座礁の哀れな鉄の塊を見たのです。
 
 結婚ホヤホヤの時です。網走の刑務所帰りのTさんが乗船していたのです。彼は戦争中は海軍に所属し泳ぎは達者でした。津軽の荒れ狂う波を500m近く泳ぎ切り救助されたのです。もし、陸軍であったらどうであろう。死は神のみぞ知る。と言われるが、トビウオと言われた古橋広之進さんの回顧録に「仰せられればどこまでも」Tさんも今は草葉の陰で私の囁きに怒り心頭と思っております。波阿弥陀仏:合掌、許し下さいね。

 青函海峡も青函トンネルで北海道の快適な旅を満喫できますが、ノスタルジア無くなり、人間が忙しくなってしまったのですね。
 SNS、ビットコイン、QRコード、TV電話の会議、塾のタブレット予習復習、宅配ボックス、活字からパソコン、印章文化からサイン文化の移行、日教組が改革のコロナ社会への環境変化、アマゾンとリアル店舗の融合、コロナの渦に社会が変わり、世界中の46%人たちが職を失う。いや筋書き待っている。
 古代ギリシャや古代ローマの遷都がコレラによってなされ、同じ事態が待っているようですね。

 世界は貧困層の拡大。難民、分断、冷戦拡大、どうにもならないグローバル、世界はどこをに向かっているのでしょう。中国の新シルクロードの囁き、国連の介入、巨額債権の引き受け、貿易戦争、団結こそコロナ禍を早期に止める手だてなのだがストレスが溜り、いいじゃないかの庶民の行動、困ったものです。日本電産トップの言葉を借りると、今までは経営者は、利益第一主義でした。
 しかし、これからは、環境、健康、自然、家族、協調などを考えて経営しなければいけないと今までの哲学の誤りを指摘しております。
 大企業は国家を動かす力さへ持っているのです。世界企業のコングロマリッドは自覚を持たないといけないのです。

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