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築70年以上の旧家の雨漏り止め改修工事です。『たかが瓦、されど瓦、世界遺産に使用されている資材だよ。』瓦屋さん・雨漏り奮闘記

2010.09.28 (火)

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築70年以上の旧家の雨漏り止め改修工事です。『たかが瓦、されど瓦、世界遺産に使用されている資材だよ。』瓦屋さん・雨漏り奮闘記

TEL0480-58-0301
ご連絡お待ちしております。

埼玉県羽生市町屋 O邸屋根リフォーム工事
築70年以上の旧家の屋根瓦が、割れ、ズレによって雨漏りがひどくなり、修理の依頼を受けました。

何しろ、土葺きと言う工法で、関東大震災を境に、関東地方では少なくなった施工方法です。

しかも、瓦も100年近くたつ、5寸足のか瓦で、瓦を焼いている温度も低く、750度前後で、松の葉、枝から出る、煙で燻化し、銀色を発色させたものです。

焼成・乾燥以前のプレスも手動によって製造させたものです。
その為、瓦の強度もなく、素人の方が屋根に乗ると踏み割れするのです。

しかも、当然ですが、この瓦はなく、下地に杉の皮が必要です。
今では、杉の皮は銘木の一種で大変高価になり、入手も難しくなっております。

この工事は,2階の隅木が1階の野地にすれすれになっており、
雨漏りのする構造です。

この辺の処理を丁寧に考えながら処理をしないと、雨漏りがして
クレームの元になります。

色々難しい問題を抱えた屋根でしたが、無事完了して、ほっとしております。

ファイル 638-1.jpg
土具きという屋根の瓦、屋根土、杉皮を撤去して構造用合板を施工致しました。

ファイル 638-2.jpg
構造用合板に最高級のゴムアスシートを施工し、瓦を施工するのに必要な桟木を施工致しました。

ファイル 638-3.jpg
日本瓦を丹念に葺きあげました。
雨漏りの可能性のある箇所は、特に気を使い完璧に仕上げました。
特に、雨漏りを引き起こしそうな場所には、平板にて、加工し、
また、雨押え板金も丹念に仕上げました。

                           
ファイル 638-4.jpg
最も苦労した隅木の部分です。

ファイル 638-5.jpg
葺き足の違う2種類の瓦の組み合わせです。
片側は土葺きと言う5寸足(15cm)と今の新しい瓦(23.8cm)
を合わせる為に、伏せ間瓦にて、寸法状の縁を切りました。
伏せ間を使用することによって、寸法のひろ取れて安心です。
また、カエズ鬼を使用することによって、風格も出ました。

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光褐瓦の屋根が立派に完成いたしました。 雨漏り奮闘記 埼玉の屋根やのおっさんから。

2010.09.27 (月)

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 光褐瓦の屋根が立派に完成いたしました。 雨漏り奮闘記 埼玉の屋根やのおっさんから。
                                         
ファイル 630-1.jpg
最後の棟がわらの仕上げ工事です。
水糸を這って棟がらの幅を決めます。
棟がわらの幅は棟の段数によって決まります。

ファイル 630-2.jpg
台面と言う「のしがわら」を被膜銅線で緊結して、後々ずれないように致します。

ファイル 630-3.jpg
現在は屋根土の代わりに、南蛮漆喰と言う耐震性にも優れた資材を利用して、耐用年数も高めています。
これで。棟がわらが仕上がりました。

ファイル 630-4.jpg
逆光でよく見えませんが、水平がとれ、美しく仕上がりました。

埼玉の屋根やのおっさん『ルーフ』

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『雨漏り・不具合・光褐瓦葺き直し工事』雨漏り奮闘記 埼玉の屋根やのおっさんから。

2010.09.26 (日)

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  『雨漏り・不具合・光褐瓦葺き直し工事』雨漏り奮闘記 埼玉の屋根やのおっさんから。

光褐瓦は千葉県房州地方でとれる砂の中に、鉄分が多いので、その砂にフリットという赤の発色する釉薬を塗布して、850度~950度の高温でトンネル窯と言う近代的設備で焼成された瓦で、昭和40年代から昭和50年代半ばまで、生産されたポピラーな瓦です。
私も扇谷世製瓦工場で5.5年にわたって責任者として、焼成・乾燥・検査の携わってきました。

 k邸 住所さいたま市大宮区 
1:修理工事概略 雨漏り及び棟のズレ等不具合の修理
2:問題点   雨漏りを引き起こしていたので野地の傷みを心配しました。
3;一寸工夫の一言  光褐瓦は関東地方の窯元で生産が停止、その為、三州の窯元の製品を使用致しました。
4:こんな驚きありました。 瓦は長年使用できます。夏涼しく、冬暖かく、商品調達が、仮に製造中止でも必ず調達できる。これが強みです。                                                                    
ファイル 629-1.jpg
 さいたま市大宮区S邸 とりあえず、問題点の部分を開け
、野地を張る為、瓦を移動しました。

ファイル 629-2.jpg
構造合板を施工して、野地を平らにし、地震に対する剛性の
強度を上げました。

ファイル 629-3.jpg
ゴム及び不織布+ゴムの三層の防水紙を施工致しました。

ファイル 629-4.jpg
軒瓦・袖瓦の役がわらを施工致しました。

ファイル 629-5.jpg
平部の桟瓦を棟部まで施工致しました。.

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経年変化の和型スレート屋根は修理しがいがないですね。雨漏り奮闘記 埼玉の屋根やのおっさんから。

2010.09.24 (金)

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  経年変化の和型スレート屋根は修理しがいがないですね。雨漏り奮闘記 埼玉の屋根やのおっさんから。
 常繁寺 本堂 住所茨城県猿島町 
1:修理工事概略 常繁寺の漆喰が経年変化で傷んでいました。
2:問題点  2年おきに境内の建物を維持管理している関係で漆喰のみの補修でで済みました。
3;一寸工夫の一言 本堂は傾斜が強いので足が疲れます。貫足場を使用
4:こんな驚きありました。 特にありませんでした。                                                                    
ファイル 628-1.jpg
茨城県猿島郡猿島町常 繁  寺邸南屋根面

ファイル 628-2.jpg
南面東 隅棟漆喰工事

ファイル 628-3.jpg
南面西側 隅棟漆喰

ファイル 628-4.jpg
本堂参拝の向拝部分の竹丸瓦漆喰

ファイル 628-5.jpg
本堂参拝の向拝部分の竹丸瓦漆喰
(反対側)

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