コロナが世界に変化を促しています。発展途上国・後進国に黒雲が竜巻を起こしているように。1日5万人の感染者が出ているのです。特にビサなし渡航のできる隣国ロシアでは、集団で行動する軍隊や防護服が不足し、クラスターとなって国民に感染が拡大しているのです。感染者が23万2000人とアメリカに次いで世界2番目の感染者数です。困ることに大統領補佐官や首相と言った人も含まれます。
世界の後進国、発展途上国の諸国の感染拡大は、財政基盤の弱体からきています。
日本は過去にOECDによる有償債務が返還になっています。また、日銀及び政府が経済活動が正常化した時点で、劣化を防ごうと頑張っています。
後進国では、国民の不満を和らげる施策として経済再開をしたのです。結果は火を見るより明らかです。命より飯なのです。幼子の命は強い遺伝子を持つ母親が再生産をすればよいということなのです。自然の摂理に従っているだけです。
恐ろしいことですが、どうすることもできません。北海道の利尻・礼文では、コロナが猛威を振るうロシアとビサなし渡航ができ連絡船で国内同様に往来できるのです。ロシアは、財政の50%を占める原油の値下とルーブルの下落で国民の不満がプーチンに集中し、デモが起きていなす。
ブラジルは死者数がある統計では、1日1万人にとのことです。米国に次いで世界2位の汚名です。財政基盤の弱い諸国は、自国通貨も下落して2重苦の様相です。
同様の国がイラン・インド・メキシコです。G20の南アフリカも同様です。コロナが、アフリカ全土に広がると1年間で4400万人が感染し、19万人が死亡する事態が発生するのです。
これが、事実に成ったら自国通貨の下落で投資マネーが逃避し、悪い循環が始まり、世界経済が破綻し、戦争の足音が聞こえる不気味さが漂い始めます。すでにその兆候はアメリカ・イギリス・中国・北朝鮮などに出始めています。皆さんもご存知のアメリカ・イギリス等「~ファースト」が自国第1主義なのです。
日本の明日を担うスタートアップ企業60社が事業継続に不安を抱え、投資マネーが枯渇状態です。今、枯れる寸前まで来ているのです。
トヨタ銀行と言われた「トヨタ自動車」が事業継続のため、有利子債の枠を100兆円メガバンク要請し、みとめられたのです。
世界で頑張る10万人の従業員のためにです。日本の国家予算に匹敵する金額です。
このような状況下で、オリンピック関係者は「再度の延期はあり得ない」と掛け声は勇ましいのですが、私見としては、アスリートをだます結果となると思っています。ボイコットしたロシア:オリンピックの二舞と思う一人です。皆さんは10万円もらえれば「まあいいか。」ですか。国家の威信が掛かっているのです。
しかし、朗報もあります。東京:大阪:北海道を含む13都道府県を残し、感染者数や医療体制によって解除方針を5/13付けで出しました。
教育分野でも、9月入学をグローバル教育として期待する知事が60%とアンケートの結果存在することも私見としては賛成です。
就職、入学はおいおい時間が解決することでしょう。時世は大河の如く滔々と流れるのです。
法曹界でも混乱が発生しております。裁判関係は全て書面とのことです。また、今回、破産法の扱いの中で裁判所と弁護士協会で倒産企業の案件で混乱が起こっております。
国は選挙のため、コロナ倒産を防ごうと支払期日の延期を決めました。しかし、先行き倒産が予見される企業は資産保全のため、延命されますが中小企業の10000社を超す隠れ倒産があるのです。
これからを担う第2世代が人口減少の中でセッセと納税するのです。あなた達の孫世代です。消費税を20%にしないと不可能でしょう。それでも10万円が欲しいのですか。自問してください。国は2年で給付した10万円を回収できるのです。