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記事一覧

新聞記事に見る瓦の話

2014.08.29 (金)

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埼玉の屋根工事店です。上記アクセスをクリックしていただけるとブログ掲載の励みに成ります。宜しくお願いいたします。

連絡先は
FD0120-58-9901  TEL 0480-58-0301

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  雨漏り奮闘記・埼玉の屋根屋より。
いま、瓦の施工方法に全国瓦工事業連盟(全瓦連)の組合員が一丸となって「耐震・耐台風工法」(ガイドライン)に取り組み、
行政からの要請を受け、東日本の震災復興住宅に推奨されております。
和瓦の街並みがなくなる、ドナルド・キーンが愛した瀬戸内の尾道の風景が赤い瓦の街並みなってしまったら。
京都・奈良の和瓦がコロニアルになってしまったら。
そんなことを危惧する一人です。

                                                                     
ファイル 1292-1.jpg
静岡県・伊豆に見る元禄時代の庄屋の屋敷を今に伝える
風格の日本家屋の粋・黒光りの観光ホテルです。
1度行ってみたいですね。

屋根瓦の連なる囲われた一角は武家の郭を彷彿させます。
鞍には、伊豆が生んだ漆喰彫刻の第一人者、長八の手による
家紋の彫刻が施されております。

瓦の経年変化による美を映し出しております。
本葺き瓦の陰影のある風景もまた味わいがあります。

ファイル 1292-2.jpg
昔は神様は屋根に宿ると言われた「屋根神様」今は希少価値で、
新築のときに神様の居所がなくなるケースが多いそうです。

古い物を大切にする心を持ちたいものです。
そこの「温故知新」あるのです。
和瓦もその一つなのです。

ファイル 1292-3.jpg
ネパールの石の屋根です。分厚くて重いですよ。
でも、ネパールの山岳地帯の厳しい気候に耐えるのです。
また、石の厚さによって、屋根からの冷気を遮断するのです。

東京駅の屋根も3/11の東日本大震災で散逸した宮城産の
石の瓦で葺かれていることをご存知ですか。

ファイル 1292-4.jpg
鬼を面白く形度った杯です。
日本の屋根には、鬼瓦が家族を邪気などから守っております。
守り神は、屋根神様と同じく屋根の負わします。

今は鬼瓦のないお住まいが多くなってしまいました。

ファイル 1292-5.jpg
岡山県の閑谷学校は備前焼の瓦で葺かれた学校です。
池田光政公が、学校領として、運営に支障がない様に、
また、戦乱等によって破壊から免れるようにと
独立した行政区によって、明治政府からもおとがめなしとして、
440年以上の歴史建造物です。

烏賊に、池田公学問に熱い思いを持っておられたかわかります。
いまでも小学校として利用されております。

いかに備前焼の瓦がすぐれているか
お分かりいただけますか。

さいたまの屋根やのおっさん『ルーフ』
瓦は1400年の歴史があり、耐久性があって、メンテナンスが楽なのです。
3/11の東日本大震災でも復旧工事は早く、15か月くらいで
修復作業が完了したのです。
重いと思っている方もおると思うのです。
そうではないのです。建物のメンテナンスの問題なのです。
なぜ、歴史の中で消えなかったのか。
良いものは残る。ここなのです。

当社ホームページは
http://www.ogiya.co.jp/です。
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