Calendar

<< 2010/9  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

記事一覧

美人がの上村松園展を鑑賞してきました。『たかが瓦、されど瓦、世界遺産に使用されている資材だよ。』瓦屋さん・雨漏り奮闘記

2010.09.28 (火)

http://blog.with2.net/link.php?720512
住まいの基本は屋根にあり。屋根は文化だ。芸術だ。
屋根材と外観の材料選びで『素敵』が違う。
上記アクセスをクリックしていただけるとブログ掲載の励みに成ります。宜しくお願いいたします。
連絡は0120-58-9901 または0480-58-0301
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 
美人がの上村松園展を鑑賞してきました。『たかが瓦、されど瓦、世界遺産に使用されている資材だよ。』瓦屋さん・雨漏り奮闘記

TEL0480-58-0301
ご連絡お待ちしております。

上村松園は女性で初めての文化勲章受章者で、京都に生まれ、
幼いころ、父を亡くし、母一人で、お茶屋をやりながら、娘の一生の心の支えになったのです。
しかも、私たちの幼いころでさえも、絵描き貧乏と言われた時代です。
その、はるか60年の前に生まれた人です。

にもかかわらず、母は親類縁者の反対を押し切り、好きな道に進ませたのです。

母の愛の深さと、経済的支えは、われわれに想像できません。

松園を京都府画学校に進学させ、20歳ごろには松園は画壇で頭角を現し、文部省美術展覧会など、各種展覧会に出品し、認められたのです。

それは、幼いころから、母のお茶屋の店先で、人々の生活、人情、あるいは女の振る舞いなどを、見ては絵を描いていたのです。

その松園の遺伝子を引き継ぎ、上村松篁、上村淳之を生んだのです。

松園は髪の生え際を薄い墨で何度も描き、あたかも本物のごとく、素晴らしさを描き出したのです。

また、江戸時代の絞り着物の模様も、丹念に描き出しております。
それだけでなく、着物の刺繍の糸の一つまで繊細に描き、浮出て我々の眼前に迫ってきたのには驚きを感じました。

松園の  描く世界に  見ほとれて
   夢の世界に  我は彷徨い(さまよい)

こまやかな  指震わして  鼓打つ

蛍飛ぶ  すだれを通す  女(おな)ごころ

舞仕度  心の張りが  我を打つ

夫(おっと)出し  心ざわめき  砧打ち

松園の絵を鑑賞して、創作してみました。
お笑いください。 

ファイル 639-1.jpg

ファイル 639-2.jpg

ファイル 639-3.jpg


                           
ファイル 639-4.jpg
近代国立美術館前の竹で創作されたオブジェ

ファイル 639-5.jpg
昔、サラリーマンの時、室町3丁目のユニカーの本社まで通勤した懐かしい、神田駅のガード下。
今も昔も、50年の歳月が流れても変わっておりませんでした。

太陽光を推進しよう会の「新瓦博士」
当社ホームページはhttp://www.ogiya.co.jp です。
クリックしましょう。
太陽電池モジュールは寿命が長くて、お得ですよ。

築70年以上の旧家の雨漏り止め改修工事です。『たかが瓦、されど瓦、世界遺産に使用されている資材だよ。』瓦屋さん・雨漏り奮闘記

2010.09.28 (火)

http://blog.with2.net/link.php?720512
住まいの基本は屋根にあり。屋根は文化だ。芸術だ。
屋根材と外観の材料選びで『素敵』が違う。
上記アクセスをクリックしていただけるとブログ掲載の励みに成ります。宜しくお願いいたします。
連絡は0120-58-9901 または0480-58-0301
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 
築70年以上の旧家の雨漏り止め改修工事です。『たかが瓦、されど瓦、世界遺産に使用されている資材だよ。』瓦屋さん・雨漏り奮闘記

TEL0480-58-0301
ご連絡お待ちしております。

埼玉県羽生市町屋 O邸屋根リフォーム工事
築70年以上の旧家の屋根瓦が、割れ、ズレによって雨漏りがひどくなり、修理の依頼を受けました。

何しろ、土葺きと言う工法で、関東大震災を境に、関東地方では少なくなった施工方法です。

しかも、瓦も100年近くたつ、5寸足のか瓦で、瓦を焼いている温度も低く、750度前後で、松の葉、枝から出る、煙で燻化し、銀色を発色させたものです。

焼成・乾燥以前のプレスも手動によって製造させたものです。
その為、瓦の強度もなく、素人の方が屋根に乗ると踏み割れするのです。

しかも、当然ですが、この瓦はなく、下地に杉の皮が必要です。
今では、杉の皮は銘木の一種で大変高価になり、入手も難しくなっております。

この工事は,2階の隅木が1階の野地にすれすれになっており、
雨漏りのする構造です。

この辺の処理を丁寧に考えながら処理をしないと、雨漏りがして
クレームの元になります。

色々難しい問題を抱えた屋根でしたが、無事完了して、ほっとしております。

ファイル 638-1.jpg
土具きという屋根の瓦、屋根土、杉皮を撤去して構造用合板を施工致しました。

ファイル 638-2.jpg
構造用合板に最高級のゴムアスシートを施工し、瓦を施工するのに必要な桟木を施工致しました。

ファイル 638-3.jpg
日本瓦を丹念に葺きあげました。
雨漏りの可能性のある箇所は、特に気を使い完璧に仕上げました。
特に、雨漏りを引き起こしそうな場所には、平板にて、加工し、
また、雨押え板金も丹念に仕上げました。

                           
ファイル 638-4.jpg
最も苦労した隅木の部分です。

ファイル 638-5.jpg
葺き足の違う2種類の瓦の組み合わせです。
片側は土葺きと言う5寸足(15cm)と今の新しい瓦(23.8cm)
を合わせる為に、伏せ間瓦にて、寸法状の縁を切りました。
伏せ間を使用することによって、寸法のひろ取れて安心です。
また、カエズ鬼を使用することによって、風格も出ました。

太陽光を推進しよう会の「新瓦博士」
当社ホームページはhttp://www.ogiya.co.jp です。
クリックしましょう。
太陽電池モジュールは寿命が長くて、お得ですよ。