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蝉の声、連日30度、涼を求めて戦場ヶ原へ『久喜の瓦屋さん雨漏り奮闘記』
戦場ヶ原は、太古の昔、赤城山のオオムカデと男体山の大蛇が
この大きな湿原で死闘を繰り返し、男体山の大蛇が勝ったそうじゃ。
もともと、この戦場ヶ原は、男体山が大噴火をおこし、
そこを流れておった、湯川と言う湯ノ湖から流れ出ていた
川をせき止め、湖ができたそうじゃ。
じゃがな、標高が高く、低温の為、植生が腐らず、
その上に、噴火の火山のはいやら、何やらがつもって、
浮いたままの上に、陸地ができたそうな。
そういえば、インカのチチカカ湖に
葦の船があることを聞いたことがあるじゃろう。
あれだよ。
考えて見なはれ。大きな大きな葦の船が
湯川の湖に浮いていると思って下され。
そこでじゃよ。
火山灰がたまって陸地ができたと思えばいいんじゃろ。
今じゃ、そこに道路ができて。
牧場ができて、ホテルまであるんじゃ。
沈没しないのかね。
そういえば、昔子供たちを連れて、
流星群を見に、毛布を以って、
夜突っ走って、埼玉から行ったけ。
戦場ヶ原の大駐車場に
毛布引いて、布団をかけて、
夜空を見てたっけ、
いい思い出じゃった。
この写真も
そういえば、23年前のもじゃっけ
あれは、長兄が受験のときじゃった。
兄貴一人残して、ちっちゃな旅じゃった。
でも、込んでたんじゃよ。
大渋滞でさ、ヒートアップしちゃって、
帰れずに、戦城が原のとある山小屋に泊ったっけ
賄いさんの部屋で泊められッたっけ。
でも、今じゃいい思い出だった。
若かったですね。
霧にかすむ男体山を背に戦場ヶ原でポーズ。
あちこちに立木が倒れ、山間の風情を漂わせている
湯川。戦場ヶ原を縦断しています。
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